Tag: future of our planet

Carlos PardoAug 18, 2016
1800年代後半、西部の一部とイエローストーンで狼が殺されました。1914年から1926年にかけて、残っていた最後の狼が消滅しました。すると、ハコヤナギ、ヤナギ、及び他の低木が減り始めたのです。当惑した科学者たちは、何のお返しか、原因を探しました。自然と動的な基準、洪水がなかったこと、山火事の防止-いずれも関連しているようではなかったのですが、やっと答えを見つけました-それは狼だったのです。 狼が殺されると、ヘラジカ人口が増えました。それらは自由に歩き回り、どこででも食べたい草を食べまくり、ハコヤナギの若芽をほとんど食べつくしてしまいました。川の流れに沿って茂っていた他の多くの種類、例えばイチゴの茂みやヤナギなども被害を受けました。これが今度は川岸の完璧な生態系を大混乱に陥れはじめ、それに関連した野生生物、例えば虫、魚、鳥、そして他の小動物にも及びました。木や茂みが土壌を保つこともなくなり、水路は浸食され、食体系は混乱してしまいました。 1995年に、イエローストーン国立公園に狼が再導入されると、数年以内に、ラマーバレーの川岸はハコヤナギや低木が再び茂るようになったようです。それらは高く伸び、堂々としているようです。狼を恐れて、ヘラジカたちが川岸でヤナギやハコヤナギを食べてしまうのを防いでいることを研究が証明しています。 研究者たちは、現在では「栄養性の」効果、つまりもし必須な部分が取り除かれたら生態系がどうなるか、ということへの理解を深めたようです。70年間も狼がいなかったこと、そして再び導入したこと、それによって然るべき説得力のある結果を持つ科学的実験のステージになりました。 70年もの間木々が被害を受けたので、素晴らしい結果が見られるには時間がかかるかもしれませんが、狼たちが復活への道を作ってくれたので、現在のところ、ヤナギ、ハコヤナギ、ポプラ、及び他の樹木は安全です。
Readmore
Carlos PardoAug 15, 2016
科学者によれば、地球はわずか90から100億人しかサポートする能力がないということです。この計算は、地球の使用可能な資源に基づいています。飲料水には限りがあり、地球が生産できる食物にも限りがあるのです。 有名な社会生物学者、ハーバード大学のエドワード・O・ウィルソン先生は、彼の著書の中で、すべての食物が人間のために使われたとしても(家畜を除いて)、その量をどこまで増やせるかには限りがある、ということに着目しています。また、地球が毎年20億トンの食物を生産するとすれば、わずか100億人の人口のみが地球で生存可能だが、それ以上にはならない、と説明しています。 人口生物学者であるコロンビア大学のジョン・コーエン先生は、多くの人間を地球がサポートできる能力の、他のたくさんの要素について啓明しています。炭素集中、ナイトロゲンのサイクル、及び使用可能な硫酸の量などです。 私たちは、既に90億人に近づいています。そして、計算によれば、その限度に2050年までには到達してしまうかもしれないということです。2100年には地球上には約100億人が住んでいることになります。しかし、科学者は、カップルが親になるのを遅らせたり、現在では2人以下の子供しか持たないようになっていたりするので、この予測は変わるかもしれない、と考えています。 国連は、世界の傾向についてアセスメントをしており、それによると家族構成は確かに縮小化しているということです。国連の人口予測課長のジェラルド・ヘイリグ氏は、1950年以来の230国における実験的データについて話し、出生率が劇的に降下しているということです。出生率は「交代レベル」、つまり一人の女性が2.1人の子供を産み、それは次年代が以前の年代と交代し、以前亡くなった方の代わりとなる、というレベルまで低下していると説明します。もし地球の出生率が低下して、21世紀の末までにその交代レベルに達すれば、人間の人口は90から100億人で安定するかもしれないということです。しかし、現在のところ、この最新のPopulation Clockに見られるように、人口は増加し続けています。 もし地球が100億人以上の人口を効果的に維持することができないのであれば、もう時間がありません。ですから、今、私たちの習慣を変え始め、もっと持続可能な生活をし、一方出生率を低下させなければなりません。地球星は私たちの家であり、他に行くところがありません。ですから、今を大切にし、手遅れになる前に、もっと小さな思いやりを見せてあげなければならなのです。そしてその思いやりとは、子供の数を減らすということなのです。我々の星は、それを感謝してくれるはずです。
Readmore
Carlos PardoJun 24, 2016
変に聞こえるかもしれませんが、瓶詰め空気の需要が高く、中国の人たちはお金を払っているのです。中国の汚染は極端に悪く、健康に気を遣う人たちは海外から出荷される瓶詰めの新鮮な空気を求めています。自分たちの汚染された国のものではない空気を吸うために、20ドル以上も払っているのです。 初めてEBayで瓶詰めの空気を売ったのは、カナダのモーゼス・ラムでした。誰もがそれはジョークだと思っていましたが、でも今日、彼の会社、「Vitality Air」はお金がザクザクのようです。同社のサイトは中国からあまりにたくさんの注文を受けるので、クラッシュしてばかりいます。しかも購入者は中国ばかりではなく、世界中にいるのです。 缶入りの新鮮な空気は20ドルから 32ドルし、150 から200呼吸できます。Vitality Air は既に中国で12,000缶以上売りました。空気を売って利益を得ている会社はVitality Airだけではありません。空気業者として、他にもAethaerなど、たくさんの会社が加わりました。 Aethaerの空気瓶は驚くほど高額です。オーナーのレオ・デ・ウォッツ氏は香港に住む英国人で、イギリスから空気を売っています。彼によるとAethaer瓶の空気は、有機的にフィルターされています。ウォッツ氏によれば、大きな呼吸をする人は小さな呼吸をする人より缶を速く消費しますが、缶の一つ一つが他に例のない、芸術作品で、お金を払って缶入りの空気を買えるような人のステータス・シンボルであり、他の人たちに汚染問題を喚起する、ということです。 空中に肺を痛める有害な微粒子が含まれており、中国では大気汚染により何百万人もの死亡が報告されています。 顧客はこのことを知っているようで、そのために今までいつもタダだったものに対して、進んでこんな高い値段を払おうとおしているのです。でもちょっと待って!かつて、人は瓶詰めの水に同じことを言いましたね。ですから、このような瓶詰め空気が世界中で売られるようになるのも、遠い先のことではないかもしれません。どう思いますか?
Readmore