Carlos PardoAug 13, 2016
堆肥は、有機不要物が微小生物の活動により変化して作られる有機肥料です、というところから始めましょう。有機不要物は有機肥料に変わり、土壌だけでなく、環境にも恩恵をもたらしてくれるのです。堆肥を使って、化学肥料の利用を減らし、温室効果ガスの排気を減少させ、ごみ箱に投げ込むゴミの量を減らすことが可能なのです。
家庭で堆肥を作るには、まず有機不要物を積み上げる場所を決めなければなりません。そして地面に作るか、ふたのついた堆肥容器を使うか、決めましょう。
もし有機不要物を直接地面に積むのであれば、舗装されていないところであること、排水用の傾斜が必要です。木のパレットで作られた堆肥容器、または蓋つきの堆肥容器を使うこともできます。
* もし何もない地面に堆肥を作るなら、
必要な道具と材料は
- シャベル
- 石
- 小枝
- 生ごみ、乾燥ごみとも、堆肥になります:果物、野菜、フルーツジュース、細かく刻んだ樹皮、木の葉や乾燥した花、新鮮なまたは乾燥した植物、青いまたは乾燥した草、灰、おがくず、卵の殻、米、農地動物の糞、キッチンペーパー、卵のケース(厚紙製のもの)、ティーバッグ、コーヒーかす、ワイン、およびビール。
堆肥にできないもの: 乾燥または濡れた雑草、石炭または加工物の灰、表面処理された材木(例えばアグロメレート)からのおがくず、抗生物質をとっている動物の糞、人間や動物のウンチ(病原菌に伝染する恐れがあるため)、腐敗している乳製品や脂分(使用可能ではあるが、悪臭がするため)、料理した食べ物、穀物、魚、肉、および骨(ネズミ等を引き寄せるため)
- 土
- 水
- 堆肥は少なくとも40インチ四方の広い部分で作られる必要があり、それによって気候がごみを発酵させるのです。
- 初めに小枝を交差させて置き、適宜通気性が確保できるように、少し石を土の表面にばらまいてください。
- 6-8インチの乾燥ゴミの層を作ってください(おがくず、葉、刻んだバークなど)。
- 乾燥物の層の上に、水気のある層を広げてください(野菜、果物、草など)。
- 次の層には動物の糞を置いてください。
- 次のステップには、土を薄く広げてください。
- 卵の殻は土と一緒に加えても結構です。
- ゴミを完全に混ぜてください。
- 堆肥の層を交互に重ね、乾燥しすぎていたら水を加え、最後は余分な土の層にしてください。
- 次の数か月間、水分を保つために、たまに水を加え、堆肥の分解を速めるために、かき混ぜてください。
- 平均5-6か月後に熟成した堆肥ができあがり、黒い土のように見え、においがするはずです。そのあとは、この有機肥料をいつでもあなたの庭で使えます。
*自家製堆肥をパレットから作る場合:
必要な道具と材料
- 木製のパレット
- 金づち
- 釘
- 堆肥箱の全面を組み立ててください。底は地面に接していて、横面のうちの一つは開けておいてください。これは堆肥をまぜ、換気をよくするためです。
- ここで堆肥をつくる手順は上に書いたのとほぼ同じです。有機廃棄物の間に層を入れることが大事で、適度な水やりと混ぜることをすれば、数か月(5-6か月)後にはよい有機肥料ができあがります。
* 堆肥容器を使う場合
- 使う場所によく合った容器を選んでください。ドア付きの堆肥容器もあり、ごみを混ぜるのが簡単にできます。
- やり方は上と同じです。
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